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「未来屋書店 りんくう泉南店」(以下 りんくう泉南店)および「未来屋書店 和歌山店」(以下 和歌山店)のリニューアルオープンを記念して、2026年4月25日(土)より、映画『未来』原作者・湊かなえ氏をお招きし、サイン会およびトークショーを開催いたします。(和歌山店はサイン会のみ開催)
サイン会の参加に必要な整理券の配布は4月17日(金)より開始いたします。
■ リニューアルオープンスケジュール
・未来屋書店 りんくう泉南店:2026年4月17日(金) リニューアルオープン
・未来屋書店 和歌山店:2026年4月17日(金) 一部エリア先行オープン
(※和歌山店は4月24日(金) グランドリニューアルオープンとなります。)
■ 4月25日(土) イベント概要
湊かなえさんが和歌山・大阪の2店舗を巡る、ファン必見の1日です。
- 未来屋書店 和歌山店 【午前:サイン会】
日時: 2026年4月25日(土) 10:30~12:00
場所: 未来屋書店 和歌山店向かい特設会場(イオンモール和歌山1F)
内容: サイン会(先着50名様)
- 未来屋書店 りんくう泉南店 【午後:トークショー&サイン会】
日時: 2026年4月25日(土)
トークイベント 14:30~15:00
サイン会15:00~16:30
場所: 未来屋書店 りんくう泉南店店内特設会場(イオンモールりんくう泉南2F)
内容: トークイベント(参加上限なし、立ち見観覧可能)
サイン会(先着50名様)
※トークイベントの参加は無料
■ 整理券配布について
配布開始日:4月17日(金)
配布条件:『未来』(双葉文庫)をご購入いただいた方
配布場所: 未来屋書店 和歌山店 / 未来屋書店 りんくう泉南店
【注意事項】
・整理券は無くなり次第終了となります。
・お電話でのお取り置きは受け付けておりません。
・先着50名様限定です。
作家・湊かなえ史上、もっとも過酷で、もっとも切ないミステリー。映画『未来』(5月8日公開)がついに完成!
3月18日に完成披露イベントが実施され、主演の黒島結菜、共演の山﨑七海、坂東龍汰、近藤華、松坂桃李、北川景子、そして瀬々敬久監督、さらに原作者・湊かなえが参加した。

満員御礼で実施されたこの日、主人公・篠宮真唯子を演じた黒島は「撮影からここまで長かった」と感慨深げに「本作は企画の段階から、大切に作り上げていかなければいけないと思っていました。今日こうして届ける事が出来て、一人でも多くの方に観ていただきたいので口コミを宜しくお願いいたします」と期待した。

湊の集大成と評された傑作ミステリーを、瀬々監督が痛みと希望を掬い上げながら映画化。本作を通して黒島は「辛い思いをして生きている人に手を差し伸べてあげられる人間になりたいと思いました。どこかにそういった思いを抱えている子どもや家族がいるのではないかと想像して、挨拶からでもいいので声をかけられる人間になりたいと思いました」と多くのことを感じたようだった。

真唯子の教え子・佐伯章子役の山﨑は、黒島とのラストシーンが印象的だという。「抱きしめられた時に黒島さんの体温を感じました。章子が感じるものが出ればいいなと思って演じてみた時に、監督から褒めていただきました」と嬉しそうにコメント。当該シーンに黒島は「扉から入ってきた章子ちゃんの姿を見た時に、守りたい助けたいという気持ちが自然と湧き上がった瞬間がありました。お芝居をしていてそのような感情が溢れて来る事はなかなか味わえないので、本当に良いシーンになったと思いました」と実感を込めて振り返った。

真唯子の恋人・原田勇輝役の坂東は、自転車に乗ってのユーモラスな初登場シーンを松坂から「自転車、良かったです!」などと褒められると「登場シーンは瀬々さんから凄く怒られて。30回くらいはやったかな?」とオーバーに振り返ると、瀬々監督からは「ウソつけ!」と鋭い突っ込みが。場を盛り上げた坂東は「すみません…3回です」と打ち明けて笑いを誘っていた。

ミステリアスな少女・森本真珠役の近藤は「脚本を読み終わった時はズンと心に来るものがあって…。将来、真珠が大きくなって子どもを守る立場になると考えた時に、真珠の強さを意識して演じようと思いました」と回想。

章子の母・佐伯文乃役の北川はオファーをもらう前から読者として湊による原作小説を読んでいたという。「原作には“ビー玉のような目をした”という表現があって、演じる際にも文乃がオフの時はビー玉のような目に出来たら良いなと思いながら演じました」と役作りについて述べた。

章子の父・佐伯良太役の松坂は北川との共演シーンを振り返り「北川さんから“ここから先、きついシーンがまだまだあるので家族写真を撮りませんか?”と言われたのが印象的でした。僕は“この後、頑張ってください!”と思いながらその日を終えました」と証言すると、北川は「唯一幸せな日がその一日だけだったから…」と意味深に撮影を回想していた。

瀬々監督は映画化にあたり「湊さんは人とコミュニケーションを取る時の可能性と不可能性をデリケートに描いている。そこを一番重要視したかった。感情の裏表が全てのキャラクターの関係性に潜んでいるので、その機微が見えてくると面白い映画になると思った」と述べた。

一方、湊は「瀬々監督が、いつお声をかけてくれるのか待っていた。瀬々監督は、観ている人に『物語の世界が自分と地続きの場所で起こっているかもしれない』と思わせてくれる作品ばかりを撮られているから」と念願叶った様子で、完成作を観た際には「役者の皆さんそれぞれの演技を観た時に、原作の向こう側の世界を見せてもらえた気がして感動しました」などと感涙を報告していた。

また、この日の登壇が叶わなかった細田佳央太からは「この映画を観た時に、陰からの叫びを確かに受け取りました。それは物語の中で誰かを守るということを超えて映画そのものが誰かを守る存在になっていたこと、そこに映画が作られる意味を感じました。約7年ぶりに瀬々監督とご一緒できた作品が『未来』だったこと、役者として幸せでした」という内容の手紙が届き、松坂が代読。手紙を読み終えた松坂は「細田さんの役に向かう真摯な姿勢や作品に対する愛が文章から伝わってくる」と感動していた。
最後に瀬々監督は「とあるシーンで二人の少女が挑むような眼でこちらを見ています。撮影中も完成作を観ても、まるで刃を突きつけられているかのような思いがしました。僕ら大人が助けてあげられるのか、守ってあげることが出来るのか?本作はエンターテインメント作品ではありますが、その突きつけられた刃を共有して観ていただけたら」と呼び掛けた。

主演の黒島は「作品を観ていただいて、どのように受け取ってもらえるのかドキドキしていましたが、観客の皆さんの反応や空気がとても温かいと感じました。この作品が、今後もそのように受け取ってもらえるのではないかと思ってホッとしました。みんなが少しでも優しい気持ちになって誰かに目を向ける――この作品はきっとそれが出来るのではないかと今日感じました。一人でも多くの方に観ていただいて、良い世の中になるよう一つ一つみんなで頑張っていきましょう!」と期待を込めていた。
映画『未来』公式Xをフォローし、「あの頃のわたしへ」メッセージを投稿した方の中から抽選で、40名様へ豪華賞品をプレゼントいたします。
さらに、応募者の中から5名様のメッセージを
映画『未来』公式SNSとHPにてご紹介、一部の未来屋書店店舗にてパネルを展示いたします。
※選ばれた方へは事前にご連絡し、掲載の可否と掲載にあたってのニックネームをお伺いいたします。
応募方法などの詳細は下記をご確認ください。
たくさんのご応募お待ちしております。
【実施期間】
3月18日(水)〜3月29日(日)
【応募方法】
①映画『未来』公式X(https://x.com/eiga_mirai)をフォロー
②本キャンペーンの投稿を引用RPし、その際に下記内容を記載
・(宛名)○○○のわたしへ(例:◯歳のわたしへ、◯年前のわたしへなど)
・(メッセージ本文)100字以内
・「#映画未来」のハッシュタグ
【賞品】
・mibonポイント1,500円分…..20名様
・<オリジナル一筆箋&しおりセット>…..20名様
※mibonポイントとは未来屋書店が運営するポイントサービスです
ポイントサービスのご利用には未来屋書店公式アプリのご登録が必要です
https://www.miraiyashoten.co.jp/point_app/
【メッセージ掲載先】
・映画『未来』公式サイト
・映画『未来』公式X/Instagram
・未来屋書店内 映画「未来」×未来屋書店特設コーナー
【ご注意】
■ 応募・ご連絡について
・X(旧Twitter)アカウントは公開設定にしてご参加ください。
・当選された方、およびメッセージ掲載の候補に選ばれた方には、キャンペーン終了後、映画『未来』公式Xアカウント(@eiga_mirai)よりダイレクトメッセージ(DM)にてご連絡いたします。フォローを外さずにお待ちください。
・ダイレクトメッセージの受信拒否設定をされている場合、ご連絡ができないため当選・選出は無効となります。
■ メッセージの掲載について
・メッセージを掲載させていただく方には、事前に公式アカウントよりDMにて「掲載の可否」および「掲載時に使用するニックネーム」をお伺いいたします。無断でXのアカウント名(ID)が公開されることはございませんので、ご安心ください。
・ご連絡した期日までにご返信をいただけない場合、掲載を見送らせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
・賞品の当選者と、メッセージが選出・掲載される方は異なる場合がございます。
■ 投稿内容に関するお願い
・投稿いただくメッセージは、ご応募者ご自身の言葉で作成されたオリジナルのものに限ります。
・第三者の著作権、肖像権、プライバシーを侵害する内容、または公序良俗に反する内容や誹謗中傷を含む投稿はご遠慮ください。該当すると判断された場合は、選考の対象外となります。
■ 賞品に関する注意事項
・賞品の発送は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・当選権利の第三者への譲渡、換金、および賞品の転売等は固くお断りいたします。
■ その他
・本キャンペーンの選考基準や抽選結果に関する個別のお問い合わせにはお答えできません。
5月8日(金)全国公開の映画『未来』完成披露上映会を3月18日(水)に【TOHOシネマズ 六本木ヒルズ】にて実施することが決定いたしました。
皆様のご来場をお待ちしております。
<舞台挨拶開催概要>
【日時】
2026年3月18日(水)
16:00の回 (上映後 舞台挨拶) ※マスコミあり
16:00~18:20 予告10分+本編130分
18:20~18:30 転換10分
18:30~19:10 舞台挨拶40分
【会場】
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
〒106-0032 東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内
https://www.tohotheater.jp/theater/009/access.html
【登壇者】
黒島結菜、山﨑七海、坂東龍汰、近藤華、松坂桃李、北川景子、瀬々敬久監督、湊かなえ(原作)
※敬称略
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
<チケットご購入について>
チケットぴあにて販売いたします。
チケット詳細はこちら⇒https://w.pia.jp/t/mirai-movie/
【先行抽選プレリザーブ】
受付期間 2月26日(木)11:00AM ~ 3月13日(金)11:00AM
結果発表 3月13日(金)18:00頃から順次
【一般販売】
3月14日(土)10:00AM ~ 3月17日(火)16:00まで
※予定枚数に達し次第、販売終了
【料金】
特別料金2,500円均一
※プレミアボックスシート ご鑑賞料金+1,000円
※プレミアラグジュアリーシート ご鑑賞料金+3,000円
【購入制限】お一人様1枚まで
≪一般発売に関する注意事項≫
※チケットぴあサイト WEBのみの販売となります。
※決済方法はクレジットカード・後払い Powered by atoneのみとなります。
※お席はお選びいただけません。
※毎週(火)・(水)2:30~5:30は、システムメンテナンスのためお申し込みいただけません。
※チケット料金・各種手数料は税込表示です。
※チケット購入に関するお問合わせは、http://t.pia.jp/help/ までお願いいたします。
≪残席がある場合の対応について≫
3/18(水)0:00より劇場オンラインチケットシステムにて、劇場オープン時刻より劇場窓口にて販売いたします。
※オンラインにて完売した場合、劇場窓口での販売はございません。
【その他ご鑑賞についての注意事項】
※特別興行の為、ムビチケカード他、前売鑑賞券・各種招待券は、ご使用いただけません。
※お席はお選びいただけません。
※全席指定席となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
※いかなる場合においても舞台挨拶中の途中入場は固くお断りいたします。
※場内でのカメラ(携帯電話含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
※会場内ではマスコミ各社の取材による撮影、記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合がございます。予めご了承ください。お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
※インターネット・オークションへの出品その他の転売目的での入場券の購入及び転売はお断りします。
※営利を目的として転売された入場券及びインターネットを通じて転売された入場券は無効とし、当該入場券による御入場はお断りします。
※イベントの予定は、急遽変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※いかなる事情が生じましても、ご購入後・お引き換え後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※車いすをご利用のお客さまは車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。
※車いすでのご鑑賞をご希望されるお客様は座席指定券の購入後、劇場までご連絡ください。
映画『未来』のムビチケ前売券(カード・オンライン)が好評発売中!

全国の上映劇場、または通販サイトからお買い求めください。
▼劇場ページ
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=mirai
▼通販サイト
https://www.major-j.com/cinema_information.php?id=M14702943445

映画化発表時から注目を集め続けている映画『未来』。このたび、待望の本予告映像と本ポスタービジュアルがついに解禁された。主演の黒島結菜を筆頭に、圧倒的な存在感を放つ新鋭・山﨑七海、さらには坂東龍汰、細田佳央太、近藤華ら次世代の実力派たち。そして、彼らを支える松坂桃李、北川景子という日本映画界屈指の豪華布陣が集結。湊かなえ史上「最も過酷」な世界観のもと、それぞれが魂をぶつけ合うアンサンブルは、圧巻の一言。描かれるのは、単なるミステリーを超えた、“大切な人を必死に守ろうとする者たちの愛”に溢れた、救いの物語だ。
解禁された本予告は、主人公・真唯子(黒島結菜)の教え子である章子(山﨑七海)が放つ、「この世界は、狂ってます―」という衝撃的な一言で幕を開ける。映像では父(松坂桃李)の死、世の中に対して心を閉ざした母(北川景子)との生活、そして母の新しい恋人からの理不尽な暴力にさらされる章子の姿が、痛々しくもリアルに描かれる。さらに映像には、「未来のわたし」から届いた手紙に記された「光ある未来が待っています」という言葉を支えに生きようとする章子を、あざ笑うかのように追い詰めていく現実が映し出される。やがて、父が隠していたある“秘密”の存在が示唆され、さらなる悲劇に直面した章子が、ついに禁断の計画へと踏み出していく様子が描かれる。教え子を救おうと駆けつける真唯子に対し、「なんで今なのよ!」と怒りをぶつける章子の叫びも、切実な感情とともに響き渡る。そして、章子を「あなたを守りたかった」と強く抱きしめる母の姿、真唯子が章子を抱き寄せる姿が重なり合い、痛いほどの“愛”が観る者の胸に迫ってくる。果たして、誰が章子を守るのか――。痛みと願いが交錯するその先で、章子が見つけ出す“答え”を、強い余韻とともに観る者に問いかける。

あわせて解禁された本ポスターには、まっすぐに正面を見据える強い眼差しの真唯子と伏し目の章子、そして「誰が、少女を守るのか――。」というコピーが添えられ、痛烈な問いを突き付ける。さらに、2人の周囲には、それぞれの想いを秘めた5人の姿が並び、“守ろうとする者たち”の想いが静かに浮かび上がる。そこに漂うのは、避けられない痛みと、その先にかすかに見える“愛”の予感。湊かなえ史上「もっとも過酷で、もっとも切ない」物語は、観る者の感情を深く揺さぶりながら、衝撃の結末へと突き進んでいく。
絶望の淵に響く、透明な「声」。物語の鍵を握る「未来のわたし」に【西野七瀬】
さらに、物語の核心「未来のわたし」の声の主も明らかに。姿を見せず、声のみでこの重要な役割を担うのは、透明感のある声と繊細な表現力で作品世界に静かな光を差し込む西野七瀬。『少年と犬』に続いて瀬々監督作品への参加となった西野は、悲しみの底にいる章子を励まし、絶望の淵に立つ彼女の心を支える存在として、「未来のわたし」を演じている。予告ラストの「この手紙が、あなたの人生のささやかなエールとなりますように」という祈りにも似た言葉は、澄んだ響きとともに、物語に差し込む微かな“救い”を予感させる。
■西野七瀬(大人の章子の声)
以前映画でご一緒させていただいた瀬々監督からお声がけいただき、参加できたことが嬉しかったです。「”20年前のわたし”に語りかける」という役柄は、監督と色々な表現を試しながら作り上げることができました。どうしようもできない環境にいながらも、それぞれが勇気を出して現状を変えようと動く姿に心を打たれました。そんな物語の中で、この手紙の存在が”ささやかな希望”になっていたら嬉しいなと思います。
「未来」に裏切られ続けた彼らに、思わぬ形でそっと差し出される愛を見届けた時、その揺るぎない想いが胸に迫る。絶望の果てに差しだされた愛に涙する、 “罪と希望”が交錯するミステリー。映画『未来』は、いよいよ今年5月8日(金)の公開!続報にも是非ご期待ください。
自身初の映画化作品が大ヒットを記録した『告白』の原作者、湊かなえ。小説ファンのみならず映画ファンからも注目を集め続ける彼女の集大成と評された「未来」(双葉文庫)がついに映画化。2026年5月にTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開することが決定!。
複雑な家庭環境で育ちながらも、教師になる夢を叶えた真唯子。彼女の教え子・章子のもとにある日、一通の手紙が届く。差出人は――「20年後のわたし」。返事を書くことで、父の死や、心を閉ざした母との孤独な日々に耐えていた章子だが、母の恋人からの暴力、いじめ、そして信じがたい事実に追い詰められていく。絶望の果て、禁断の計画を立てる章子。そんな章子を救おうとする真唯子は、社会の理不尽さに押しつぶされそうになりながら、それでも手を差し伸べようとするが――。
原作は、『告白』『母性』『白ゆき姫殺人事件』など、次々と映画化作品を生み出してきた湊かなえの同名小説。人間関係の闇や社会の矛盾を、容赦ない描写と巧みなストーリーテリングで一級のミステリーとして紡いできたその手腕は、本作でも存分に発揮されている。
7人に1人の子どもが貧困状態にあると言われている今日の日本。その現実の奥には、ネグレクト、ヤングケアラー、性暴力など、声をあげることすら難しい痛みが潜んでいる。そうした“見えない声”を掬い上げ、社会の片隅で押し殺されてきた現実を、スリリングで切実な物語として描き上げた集大成的傑作が、満を持してスクリーンに登場する。
監督は、『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『護られなかった者たちへ』(21)など、話題作を次々に送り出してきた瀬々敬久。社会の現実と人間の情を深く見つめ続けてきた名匠が、湊かなえが描く“罪と希望の物語”に新たな息を吹き込み、観る者に深い共感と問いを投げかける。湊かなえも、自身の作品が瀬々監督によって映画化されることについて「心から感激しました」とコメントし、「物語に込めた思いがすべて掬い上げられた内容、構成になっており、いち鑑賞者として感動し、泣きました」と最大限の賛辞を贈っている。

過酷な環境に置かれている教え子に手を差し伸べようとする教師・篠宮真唯子(しのみや・まいこ)を演じるのは、黒島結菜。自身も複雑な過去を抱えながら、子どもたちに寄り添おうとする姿を繊細に体現した黒島は、「何度も辛く苦しい気持ちになりました。とてもハードな撮影の中、子どもたちの熱く切実な思いを感じ、私は何ができるんだろうと日々考えていました」と明かす。
「未来のわたし」からの手紙を受け取る少女・佐伯章子(さえき・あきこ)を演じるのは、『渇水』(23)で多数の新人賞にノミネートされた山﨑七海。次々に襲いかかる過酷な現実に呑み込まれそうになりながらも懸命に生きる章子を演じるにあたって、山﨑は「どこかに同じような苦しみを抱えている人がいるのなら、私は章子という役を誰よりも責任をもって演じよう、と心から決意しました」と語る。
そんな章子の両親、佐伯良太(さえき・りょうた)・文乃(あやの)夫妻を、共に『ラーゲリより愛を込めて』に続いて瀬々作品への参加となる松坂桃李と北川景子が演じ、物語の核心に関わる重要な役どころとして確かな存在感を放つ。松坂は、台本を読んだ時の印象を、「誰しもが抱えているかもしれない、「過去」と片づけられない傷や記憶。時に向き合い、寄り添い、許していこうとまた向き合う。そうやって人は一つの希望に辿り着くのかもしれません」と感じたと振り返る。
また、北川は、「守りたいものも上手に守れない、自分のことも大切にできない、脆く壊れそうな文乃を演じることは容易くありませんでした」と撮影を思い起こしながら、「不幸な境遇にあって逃げ場のない子どもが、希望が持てるような作品になっていると思います」とコメントした。
さらに、真唯子の恋人・原田勇輝(はらだ・ゆうき)を坂東龍汰、真唯子や章子の人生に大きな影響を与える樋口良太(ひぐち・りょうた)と森本真珠(もりもと・まじゅ)を、それぞれ細田佳央太、近藤華が演じる。
また、あわせて特報映像とティザービジュアル3種も解禁となった。
不安げにも、どこか清々しさも感じさせる表情の真唯子の表情から始まり、「この世界は狂ってます」というナレーションが重なる特報映像は、冒頭から不穏な空気に包まれている。「未来のわたし」から手紙を受け取った章子を襲う過酷な現実の数々。その送り主に向けて、「どうして私がこんな目に遭うのか、あんたが本物なら知ってるよね?」と憤りをぶつける章子の声が響く。やがて、章子がくだす決断とは――。
ティザービジュアル3種は、それぞれが物語の異なる瞬間を切り取りながら、厳しい境遇に翻弄される濃密な人間ドラマの一端を描き出している。

1枚目(中央)は、章子の悲痛な叫びと「20年後のわたし」からの言葉が刻まれた、燃え焦げた便箋。物語の始まりと、運命の行方を予感させる一枚。
2枚目(左)は、真唯子(黒島結菜)の射貫くような真っ直ぐな眼差しが印象的なビジュアル。社会の理不尽さに向き合う彼女の覚悟を、静かな緊張感とともに写し出している。
3枚目(右)は、ごくありふれた中学校の廊下を駆けていく少女の後ろ姿に、「親を殺すと決めました」という衝撃的なコピーが重なる。日常と非日常の対比が、ごく普通の少女が抱いた“禁断の決意”を際立たせる。
社会の陰に埋もれた痛みと、そこに差すかすかな光を描きながら、観る者の心を揺さぶる<“罪と希望”のミステリー>。映画『未来』の続報にご期待ください。
Ⓒ2026 映画「未来」製作委員会 Ⓒ湊かなえ/双葉社
